徒然草

つれづれにさまざま書いています。

私のお雛さま・・

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我が家の雛人形です。

私の子供は、二人ともに、男ですから、こいのぼりでした。当然我が家には三月の雛人形はありません。

私もほしい・・と、いつか主人に愚痴ったところ、「買ったらいい」と。(笑)

ばあばになっても雛人形??(笑)

で・・ネットで(笑) 買ったお雛さまをここ数年飾っています。

それはそれで、かわいらしいものです。(#^.^#)

 

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後ろの雛掛け軸は、私が生まれた当時に、父母が私のために・・と、買い求めてくれたもの。私が物心ついた当時からあって、毎年、母が飾ってくれました。

父母は、長野県からの開拓移住者で、今の茨城県に開拓農民として入植した組で、大変貧乏でした。1円の現金さえもなかった・・のを覚えています。

でも、お金を私の雛掛け軸のために拵えて買ってくれたようです。

 

この雛さまの何とも上品なお顔がとても好きでした。

じ・・・と、見ていて、母や父に笑われたこともありました。

私が嫁に来てから母が大事にしまってあった掛け軸を「これはあなたの雛人形だから」と渡してくれた時、「これを大切にしまっていてくれたんだ・・」と、感激したのを覚えています。それと同時に、小さかった私を毎年見守ってくれた、この掛け軸の中の雛たちの優しい顔と、母の、私を思う気持ちも感じました・。・

 

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「古今雛」です。とてもほしくて買いました。

着物などかなり色あせていますが、結構立派で、大きな雛人形です。

下の人形は、掛け軸の中の姫さまに似ているような気がして、やはりネットで買いました。主人には呆れられましたが、何も言いません。(笑)

買い求めてからは、仏壇前に毎年飾ってあげています。

仕事をしていた当時は、義父も義母もいましたし、子供たちも育ち盛りで、雛人形の事など眼中にも無かったのですが、子供も手が離れ家族も少なくなってきたころ、やはりこうしたものに目が行くようになったのですね・・

いま、雛たちの優しい顔に、何とも癒されています。

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今年も無事に、雛祭りを迎えられました。

長男たちも家を構えていますし、次男も仕事に、主人も元気に仕事をしています。

幸せな毎日を暮して行けることに、感謝しています。(#^.^#)

3月いっぱい、雛人形は仏壇の前におります。

 

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