徒然草

つれづれにさまざま書いています。

上野の美術館に行って。

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久々に上野の博物館 美術館に行きました。
今日はちょっと涼しい一日でしたのでとても良かった・・・・

最初に東京都美術館にて 「エジプト展」を見ました。
かの有名なルーブルからたくさんのエジプトの品が来ていましたので見たいと思い
早朝より出かけました。
彩色された棺など普段では見られない品が展示されていましたが、ちょっと思ったより展示品が少なかった様な気がしました。がっかり・・・・

東京国立博物館にて昼食後 「遣唐使と唐の美術」「模写 模造と日本美術」
この二展示品をみてきました。
さすがに大勢の人が見に来ていました。
唐の「唐三彩」は 日本のやきものとちょっと違って 3色の釉薬がとてもきれいな品。
いずれも亡くなった人の墓所に一緒に入れておく・・というものでした。
日本でもなの知れた人のお墓には数々の装飾品等を納めた・・と聞きます。
そういた風習はどこの国でもあるんですねぇ~~

「模写・・・」こちらは私の好きな展示コーナーでした。
いずれも国宝級のものを模写模造したものですが その精巧さ 巧みな技は
とても模写・・・・とは言い切れないものがあります。
かの有名な横山大観 私の尊敬する菱田春草らも完全な模写をしています。

中でも法隆寺の金堂壁画は 傷みが激しく10年からの歳月をかけて模写をしました。
その画は とても大きなもので もともとのしみやキズまで精巧に写し取られています。
惜しい事に金堂の壁画は昭和になってからその模写の最中に焼け落ちてしまって
本物は二度と見ることはできません。
模写といえども 本物そっくりに描かれているこの金堂の壁画が
今となっては「たから」と言えるでしょうね~~~~

百済観音・・・世界一優美な仏様・・と言われています。
この仏様だって奈良に行かなければ見ることは出来ません。
また「玉虫厨子
これも見事に再現されていました。
本物も去年見ましたが 本物はもう描かれている仏たちも見えなくなってしまっているし
玉虫の羽根の色もありませんが こちらはその玉虫色のきれいな羽根が
素晴らしく輝いていました。
全国の小学生に頼みおよそ5千匹の玉虫の羽根が使われた・・・と聞きました。
きっと昔はこの玉虫もたくさんいたんでしょうか・・・

その他 縄文時代の「火焔型土器(かえん)」なども興味のある品でした。
模造品? でもその模造品が素晴らしかったんです。
いいものを見てきた・・・と思います。
また明日から一生懸命働きます~~~~♪>^_^<