久しぶりに北茨城市五浦に行ってきました。
岡倉天心 横山大観 菱田春草 下山観山・・・大正期の彼らの足跡がそこここに感じられる地で
私の大好きな場所です。
この日は風もなく 美術館裏手から眺めるいわきの海は とてもきれいでした。
岡倉天心がこの地に 日本美術院を建て 若い大観や春草と共に
日本美術の模索をした美術界でも有名な土地です。
でも彼らはとっても貧乏だったという事です。
彼らの画の技法などは その当事はなかなか受け入れられなかった様で
貧困生活だったとか・・・
天心らは自分で漁に出 その日の糧を海に求めたと・・書いてあります。
今では考えられないような生活だったのでしょうか??
春草は目を患い・・それも貧困から来たのでしょうか?
私が尊敬し大好きな春草は39歳で亡くなりました、それもまた貧困から来る事が
病気の一因だったのかもしれません・・・・・
今 こうして海を眺めていますと そういった昔の事がしのばれます。
彼らのすばらしい画があるからこそ こうして心癒され また明日も頑張ろうか??
と思う事が出来るのですから。